2006年ロッキーマウンテンズ的ベストCD(海外編)

01.THE STROKES『First Impressions of Earth』

元旦発売で2006年通しでずっと聴いた1枚と言えば、ストロークスの3rd。
2000年代のロックシーンの指針を作ったストロークスは、どんな怪物新人ももはや越えられないのではないかというほどにクールで洗練されている。


02.CLAP YOUR HANDS SAY YEAHCLAP YOUR HANDS SAY YEAH

ボーカルのヘロヘロ具合とキラキラで激ポップなメロディーが病みつき。
宝箱をひっくり返したら、あまりに楽しくて思わず手を叩いて歌っちゃうようなそんな感じ。


03.RAZORLIGHTRAZORLIGHT

たいてい1STが良かった、と言ってしまう、私が珍しく2ndのがいい!と言ったこの1枚。初期衝動そのままに作られたような前作に比べ、美しさやポップさを追求して作り込まれた今作は飽きることなく聴ける名盤。


04.ARCTIC MONKEYS『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』

UKロック2006年の顔と言えば、誰もが口を揃えて名を出す、北極猿たち。若き熱い衝動が全面に出た名曲達。ネットを使ったプロモーション法も革新的。でも、そのおかげでアルバムを手にした時の喜びは薄かった(笑)


05.THE KOOKS『Inside In/Inside Out』

いまどき、CCCDかよ!?って文句つけたくなるけど・・・。
同じ曲でアコースティック盤が出ている事からもわかるようにとにかくメロと歌がよい。初めてコピーしたのがストロークスという若さだけど、渋めなセンスも良い。


06.THE SUNSHINE UNDERGROUND『Raise the Alarm』

フロアが沸く事必至なキラーチューン揃い。自らをアップリフティングバンドと公言する通りに一聴するだけで、テンション上がって、踊れる、踊れる。ちょっと哀愁漂うメロもグッド。


07.THE UPPER ROOM『Other People's Problems』

青いソーダ水のようなギターポップ。まさにジャケのイメージそのままの爽やかでピュアな空気感にホッとする。タイムレスメロディーで、今後もふと取り出して聴きたくなりそうな1枚。


08.THE SPINTO BAND『nice and nicely done』

フジロック前にやたら聴いてた1枚。ドリーミーでゆる〜い気持ちになれるハートウォーミングポップ集。何でもかんでも試してみたら、こんな楽しいアルバム出来上がっちゃった!そんな無邪気さを感じるアルバム。


09.SEAN LENNON『Friendly Fire』

深夜の癒しの1枚。どこかにジョンのDNAが活きているなぁとそんな世界観と声に思わずニヤリ。DVDが映画を観ているようで面白い。


10.ALBERT HAMMOND Jr.『yours to keep』

年の瀬に届いたストロークスの名ギターリスト、アルバートのソロ。初期ストロークスの匂いを感じさせながらも、アルバートにしか出せない優しい色が全面に出てる。
豪華ミュージシャンを迎えているが、狙った感じはなく、アットホームな心洗われるような作品。