2006年ロッキーマウンテンズ的ベストCD(日本編)
01.髭『Peanuts Forever』
一度食べたら止められない、ピーナツアルバム。ポップなんだけど毒がある。ストレートなんだけど不可解。馬鹿なんだけど、哲学的。抜け出せない髭ちゃんワールド。
02.メレンゲ『星の出来事』
四季折々の匂いがする。特別な景色も見える。心は満ち足りてるけど、ちょっぴり切なくて。日本人の女の子に生まれて良かったなぁ、そんな気持ちになった1枚。
03.小谷美紗子『CATCH』
小谷さんの歌をしっかり【CATCH】する事で、「好き」と言う気持ちが溢れて、自然と泪が出てくるようなピュアで温かな1枚。
04.TRICERATOPS『LEVEL 32』
トライセラからずいぶん離れていたが、このアルバムで熱がまたぶり返す。音をあまり重ねず、3人の持ち味を十分に生かしたライブ感溢れる1枚。ゆったりとした曲でも気持ちよく躍らせてくれる、それが彼らのすごさ。
05.ストレイテナー『Dear Deadman』
全10曲30分強という物語の中にテナーの激しさだったり優しさが詰まっていて、飽きる事なく聴ける1枚。M10は名曲ですな。
06.コーネリアス『Sensuous』
5年ぶりのニューアルバム。デジタルなのに、人間味溢れていて、美しく、果てしなく面白い。自由に広がる音の世界に何度もトリップ。やっぱり彼は天才。
07.GOING UNDER GROUND『TUTTI』
言葉を発さなくても相手の気持ちがわかるぐらいに熟知した仲間がつくったアルバムだなぁ、という事がわかるような喜びに満ちた作品。松本&河野という2人のソングライターの個性がうまく絡んで花咲いた1枚だと思う。
08.GIANT STEP『欲望』
ストレートで伝わりやすい歌とライブがイメージできるようなシンプルなサウンド感が気持ちよい1枚。シングル曲が1番良いかな。
09.Base Ball Bear『C』
ちょっと自分が聴くには若い感じなのだが、自分が高校生ぐらいだったらきっとすごく好きになってるだろうなぁ、と思うベボベ、ファーストフルアルバム。スクールロック特有の青さとキラキラ感に溢れた楽曲が印象的。
10.COCCO『ザンサイアン』
SINGER SONGERで彼女の笑顔を見たときは本当に嬉しかったけど、5年ぶりにCOCCOが帰ってきた。歌う事が大好きで、哀しみも苦しみも喜びも歌でしか表現できないようなそんな人が作れるアルバムだと思った。